もうすぐ税制改正大綱


税理士試験の合格発表が終わる頃に来年度の税制改正大綱が決定します。
2011年度税制改正大綱は12月15日の閣議決定を目指しているのでもうそろそろ決定するかもしれません。

今のところ方向性が決まっているもので新聞等々で報道されているものは、
・成年扶養控除は年収568万円超の場合、原則廃止
・給与所得控除は年収1,500万円超で頭打ち、役員の場合は年収2,000万円超から段階的に減り、年収4,000万円で一般社員の半分となる
相続税基礎控除が現在の「5,000万円+1,000万円×法定相続人」から「3,000万円+600万円×法定相続人」へ減る。最高税率(現在50%)も引き上げ
などなどです。


法人課税の実効税率を5%引き下げについては1兆5,000億円の財源をどうするかで難航しているようです。欠損金の繰越控除制度や減価償却制度の見直しで捻出したい考えですが、個人的に欠損金の繰越控除制度の見直しはやめてほしいです・・・。

どうなるのでしょうか・・?